HPVワクチンの接種を希望する方および保護者の方は、ワクチンの有効性や安全性などについて十分にご理解いただいた上で、接種について判断をしていただきますようお願いします。
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマなど多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。HPVワクチンの定期接種対象者
| 対象年齢 | 当該年度で、小学校6年生から高校1年生の年齢に相当する女子 (12歳になる年度の初日~16歳になる年度の末日までの女子) |
|---|---|
| 接種費用 | 無料 |
| 接種回数 | ワクチンの種類によって変わります。各ワクチンの説明を確認してください。 |
| 接種間隔 |
2価ワクチン(サーバリックス)【3回接種】標準1カ月の間隔を置いて2回接種後、1回目の接種から6カ月の間隔を置いて1回接種標準の接種方法が取れない場合1回目の接種から1カ月以上の間隔を空けて2回目を接種、1回目の接種から5カ月以上かつ2回目の接種から2カ月半以上の間隔を空けて3回目を接種4価ワクチン(ガーダシル)【3回接種】標準2カ月の間隔を置いて2回接種後、1回目の接種から6カ月の間隔を置いて1回接種標準の接種方法が取れない場合1回目の接種から1カ月以上の間隔を空けて2回目を接種、2回目の接種から少なくとも3カ月以上の間隔を空けて3回目を接種9価ワクチン(シルガード9)1回目の接種時に 14歳以下【2回または3回接種】標準1回目の接種から6カ月以上の間隔を置いて1回接種(2回で完了)標準の接種方法が取れない場合1回目の接種から5カ月以上の間隔を置いて1回接種ただし、5カ月未満で接種した場合は、2回目の接種から少なくとも3カ月以上の間隔を空けて3回目を接種 1回目の接種時に 15歳以上【3回接種】標準2カ月の間隔を置いて2回接種後、1回目の接種から6カ月の間隔を置いて1回標準の接種方法が取れない場合1回目の接種から1カ月以上の間隔を空けて2回目を接種、2回目の接種から少なくとも3カ月以上の間隔を空けて3回目を接種 |
| 接種場所 | 予防接種の種類と指定医療機関一覧(PDF/573KB) 一覧を確認のうえ、希望する医療機関に予約をしてください。 |
キャッチアップ接種の経過措置(令和7年度)
経過措置について
令和6年夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいる状況を踏まえ、令和7年3月末までに接種を開始した方が、全3回の接種を公費で完了できるよう、キャッチアップ接種期間(令和7年3月31日)終了後、1年間の経過措置が設けられました。キャッチアップ接種対象者(経過措置)
| 対象年齢 | 次の2点を全て満たす方が対象です ・平成9年度生~平成20年度生の女子 ・令和4年4月1日~令和7年3月31日までに1度でもワクチンを接種した方 |
|---|---|
| 助成期限 | 令和8年3月31日まで |
| 接種費用 | 無料 |
| 接種回数 | 接種完了までの残りの接種回数 |
| 接種間隔 | 全て、定期接種対象者と同じ |
| 接種場所 | 予防接種の種類と指定医療機関一覧(PDF/573KB) 一覧を確認のうえ、希望する医療機関に予約をしてください。 |
ワクチンの接種方法
予約方法
指定医療機関に、電話などで予約してください(健康推進グループへの連絡は不要)。持ち物
- 予診票(ボールペンで事前に記入したもの)
- 母子健康手帳
注意事項
- 定期接種の方、キャッチアップ接種で高校生に該当する年齢の方は、必ず保護者が同伴してください。
- 定期接種の方は、必ず母子健康手帳を持参してください(紛失された方は、再発行するので健康推進グループへご連絡ください)。
- キャッチアップ接種の方も、原則母子手帳を持参してください(紛失したからといって接種が受けられなくなるものではありません)。
- ワクチンは、原則、同じ種類のワクチンを接種することをお勧めします。
相談窓口・協力医療機関
HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関
厚生労働省では、HPVワクチンについて接種後に生じた症状(主として痛み、しびれ、脱力など)について、適切な医療を提供するため、痛みの診療協力医療機関を指定しています。直接受診することはできませんので、気になる症状がある時には、まずワクチンを接種した医療機関など、地域の医療機関を受診してください。
詳しくは、次のサイトをご確認ください。
関連サイト
お問い合わせ
保健福祉課健康推進グループ電話:0125-72-2000
FAX:0125-72-2006















