計画の背景と目的
新十津川町では、平成21年4月に、自然や環境を保全するための町民・事業者・行政の役割などについて定めた「新十津川町環境基本条例」を施行し、条例に基づいた環境施策を進めるため、“一人ひとりが、地域と地球の豊かな環境を未来に伝える、循環型のやさしいまち”をテーマに「新十津川町環境基本計画(平成22年度から令和元年度)」を策定し、環境施策の推進を図ってきました。計画を進めてきた10年の間に、地球温暖化の影響による異常気象、マイクロプラスチックによる海洋汚染問題、平成23年3月に発生した東日本大震災を契機とする原子力エネルギー政策の転換など、環境を取り巻く社会情勢は大きく変化しました。
こうしたことから、令和元年度に現行計画の計画期間が満了することに伴い、計画の再評価を踏まえ、さらに社会情勢の変化に応じた、「第2次新十津川町環境基本計画(令和2年度から令和11年度)」を策定しましたので公表します。
計画では、「自然と資源を未来につなぐ、住み続けたいまち」を将来像とし、
・「豊かな水と緑につつまれたまちづくり」
・「環境にやさしい循環型のまちづくり」
・「環境のことを考え、行動するまちづくり」
の2つの基本目標を定め、地球にやさしいまちづくりを目指します。
第2次新十津川町環境基本計画(PDF/1978KB)
計画の対象地域
計画の対象地域は、新十津川町全域とします。ただし、地域特性に応じて限定的に施策を講ずる場合は、その対象地域を特定して明記します。また逆に、河川流域や山林など行政域を超える広域的な環境領域については、施策の有効性を確保するため、関係する近隣自治体や北海道、国などとの広域的連携や調整を図るべく、対象地域を拡大する場合もあります。実施(行動)計画の策定
計画期間(10年間)を3期に分けて「実施計画期間」とし、中期的な達成目標を掲げます。さらに、これら中長期の目標を着実に実現するため、予算執行の期間の単位である1年度ごとの短期達成目標について定め、目標達成のための事業を展開していきます。第2期(令和5年から令和7年まで)の行動計画を、次のとおり策定しました。皆さんのできることから、環境にやさしい行動をはじめましょう。
第2次環境基本計画実施(行動)計画(PDF/998KB)
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FAX:0125-76-2785